悲愴第二楽章 練習状況
2016年 02月 29日
木曜から弾き始めた悲愴第2楽章。今日で譜読みはひとまず終了。譜読みという点では、この前の月の光みたいな大変さはなかったのだけど、この曲を綺麗に弾きこなすの、本当に大変だと思います。自分が聞きたいと思う音が自分で出せず、フラストレーション。この曲を本当の意味で弾きこなせるようになるには、あと5年ぐらい必要なんじゃないか?と思います。
いや〜、しかし本当にうっとりする曲。弾きながらうっとり酔いしれます。
さて、この曲を弾く上でとにかく、ペダルをみんなどうやって使っているのかがすごーく気になる。プロのピアニストの演奏とかいろいろ見てみるんだけど、カメラ固定で最初から最後まで同じアングル、というのがあまりないので、イマイチわからない。37小節目からの3連符が出てくるあたりから、特に38小節目とか40小節目のスタッカート。48小節目から3小節の左手スタッカートの部分(この3小節は完全にペダルなしで弾いています。)。
そして51小節目からの主題再現部。ここはペダルに頼らずレガートで、なんだろうけど、ペダルを使わないとレガートで主題をかっちり聴かせるのはすごーく難しい!レガート右手に気を取られていると、すぐ旋律とそれ以外のバランスが崩れてグダグダになる。ペダル軽めに押して使うとかあり?
ということで、ベートーヴェン、やっぱりいろんな意味で奥が深いです。ショパンのノクターン、ドビュッシーの月の光と、たっぷりルバートを聴かせる、ペダルも多用する曲からベートーヴェンへのワープがうまく出来ていません(汗 ショパンとベートーヴェンで40年ほど、ドビュッシーだと100年近く違うものね。でも、取り組みたかったベートーヴェンのソナタ。ちゃんと先生に指導してもらってのソナタ。まーだまだ先だろうけど、この曲の仕上がりが楽しみです。
by piano_lessons
| 2016-02-29 13:22
| 1年目